これが私の幸せなんだ。



「俺もなんだよ。全然眠れないんだ。美樹、今から出れるか?」


「うん!でも、お風呂入ってからでもいい?」


「着替えだけ持ってこい!温泉行こうぜ、俺もまだだから!」




そうして、20分後位に柊から「着いた」とメールが入り、荷物を持って柊の元へ急いだ。





「よ!」


「どこにあるの?」


「こっから、10分位かな。最近、新しく出来たんだよ!!」


私がシートベルトを閉めたのを確認した柊は、車を走らせた。