本当の恋を教えて


教室にいた生徒はだいたい席についていた。

私もあわてて席についた。きっとうちの近所の一年生は遅刻かな…

かわいそうに…って…ん!?
私の斜め前の席にさっきの一年生が!
あ…ここにいるってことは二年生だったんだ。
私より小さい男の子は珍しいし。

しかも、もう席にいるってことは私よりも早くついたの!?
なんて足が速いんだ…


色々考えながら用意を終えて、ホームルームが始まった。