「ん…はぁ〜あ…ん…ん!?」 その時、一瞬だけ時が止まった気がした。 血の気が引いたと言うか… 昨日寝る前にちょっとだけ!とか言って本に夢中になった自分を恨む。 あ…そうだこれは夢だ。 パシッ!! …痛い。 夢じゃないじゃん…って!現実逃避してる暇ない!! 目覚まし時計は8時5分をさしていた。 8時20分に教室に入ればセーフ。 タイムリミット15分… 私は、とにかく急いで8時15分に家を出ることに成功した。