学校に着くと、姫乃が飛んできた。


「拓也ぁぁぁあ!」
「うぉ……」
タックルしてきた姫乃は俺の痛みを無視し話しを続ける。

「お、お、女の子が…ね!お、おんな…!!」

「はあ?!何?」
女がどーした、
噛みすぎだろ。

「姫の女の子1人げッつ!!」
左手で親指を立てる。
何が言いたいか良く解らないけど、姫乃の右手が指差す方向を追ってみると…

普通に女が1人いた。


俺なんもしてねーけど、
なんか………いいな!w

姫乃よりあっちの方がタイプだわ、