俺の横にいるこいつは
嘉山光輝(カヤマコウキ)。
光輝は常にテンションが高い。
話すたびに彼女ほしいとか言うから
うざくなる。
まぁでも根はいいやつだ。



「おぃ慎!あの子かわいくね!?」

俺はそいつに目をやった。
全力で走ってる女がいた・・・。
まぁたしかに光輝が言うようにかわいい。
背が小さくて、髪もゆるく巻かれていて・・・
って何言ってんだ俺は。


「早く行くぞ」

「なんだよ~てか、歩くのはえーしΣ」