「ねぇ慎くん重くない?大丈夫??」

「だから大丈夫だって。」


さっきからこの繰り返しだ。

「だって絶対重いでし!?」

「そーゆー莉子もこけんなよ?なんか
あぶなっかしい」

「私は大事だよ!転ばないよ!」




っドテ!Σ


「い、痛い~」


ほらな、転ぶと思った(笑)
散らばったプリントを涙目になりながら
集めてるのがまた可愛い。

ん?
何思ってんだ俺。

まぁとにかくたすけなきゃな。


一旦持ってた物を置いて、莉子のところに
行った。