それから、昼休みが終わるまで
俺達はたわいのない話しをしてすごした。

女とこんなに話したのは
はじめてだ。
しかも、初対面で。
いつも俺のまわりによってくる
奴らは声とか態度を変えてしゃべってくる。
女なんてどいつも同じだと思ってたけど
莉子は違うような気がしたんだ。




「あ!もう少しで授業始まっちゃうよ!慎くん行こっ!」

「あぁそうだな。」