「俺…どうかしてました。上手くいくと思ってしまったんです。美優ちゃんと研くんの気持ちなんか無視して梨央にまんまと填められてしまった。こんな美優ちゃんの悲しい顔見て俺は罪を犯した事に気づきました。こんなの誰も幸せになれない…」





「慎はあたしを騙したんだ?あたしを心配するフリして影で笑ってたんだ?」


「ちがっ…」
「最低!もう近付かないで…」




そう言い捨てて慎から離れた。









あの女…






許さない。