家を出る前、いつからか父親は居なくなっていた。あまり覚えてないけど。
だからママは水商売をしてた。
夕方になると出勤ー。
あたしは寂しかったけど理解しているフリをして見送ってた。
でも弟は違った。
まだ小さかった弟は理解出来るはずがなかった。
ママが出て行こうとすると泣き始める。
半端じゃなく泣いていた…。
ママを離そうとしなくて、ママの着ている服は弟の涙でビショビショになった時もあった。
あたしはお姉ちゃんだからって我慢して唇を噛み締めて決して泣かず耐えてたんだ。
泣き叫ぶ弟をばあちゃんがなだめて
ママは仕事に行ってた。
そのうちママに男が出来たのだろう。
そして3人で家を出て
"新しいパパ"の所へ行ったのだった。
でもその人の事をパパとは呼べるわけがなかった。
だからママは水商売をしてた。
夕方になると出勤ー。
あたしは寂しかったけど理解しているフリをして見送ってた。
でも弟は違った。
まだ小さかった弟は理解出来るはずがなかった。
ママが出て行こうとすると泣き始める。
半端じゃなく泣いていた…。
ママを離そうとしなくて、ママの着ている服は弟の涙でビショビショになった時もあった。
あたしはお姉ちゃんだからって我慢して唇を噛み締めて決して泣かず耐えてたんだ。
泣き叫ぶ弟をばあちゃんがなだめて
ママは仕事に行ってた。
そのうちママに男が出来たのだろう。
そして3人で家を出て
"新しいパパ"の所へ行ったのだった。
でもその人の事をパパとは呼べるわけがなかった。

