「起立」
日直の声に合わせて全員が席を立つ。
「礼。着席」
朝のHR。
大樹の顔を見て、思わず笑いそうになる。
伝達事項を伝えて、教室を出た。
「先生っ!!」
振り返ると砂原と早川が駆け寄ってきた。
『おぅ』
「昨日はおごちそうさまでした」
砂原が言う。
『ありがとうございました』
早川が続けて言った。
『うまかったか?』
「はい」
砂原の言葉に早川が頷いた。
『それならよかった』
「で、鞠からお礼が…」
お礼?
早川が手に持っていた袋を差し出した。
「マドレーヌっ!!鞠のはおいしいんだから」
おいしいんだからって…。
日直の声に合わせて全員が席を立つ。
「礼。着席」
朝のHR。
大樹の顔を見て、思わず笑いそうになる。
伝達事項を伝えて、教室を出た。
「先生っ!!」
振り返ると砂原と早川が駆け寄ってきた。
『おぅ』
「昨日はおごちそうさまでした」
砂原が言う。
『ありがとうございました』
早川が続けて言った。
『うまかったか?』
「はい」
砂原の言葉に早川が頷いた。
『それならよかった』
「で、鞠からお礼が…」
お礼?
早川が手に持っていた袋を差し出した。
「マドレーヌっ!!鞠のはおいしいんだから」
おいしいんだからって…。

