漫画家の恋。

「あっ、かぁちゃん?」


ん?


だれだ?


もしかしてもう幻聴が聞こえるようにまでなったか。


「やっぱ、かぁちゃんじゃん。どうした?こんなところにつっ立って。」


え。


どちらさん?


なぜ私の名前を知っている。


もしかして、ストーカーさん?


あらやだ、警察…


あっ、警察に行くという手を忘れていた。


そうか、警察に保護してもらえばいいのか。