寒くてもっとこたつの奥に

入ろうとしたら、

あたしの足が遠矢兄ちゃんの足に

うっかり当たってしまった。

「ん…冷てぇ…」

あ、やば

もしかして起こしちゃったかな?

「……」

良かったあーっ

まだ寝ぼけてたみたい。