「アホか。可愛いとか、嬉しくねーし」 頬を膨らませてムスッとなる。 やっぱ可愛いなあ…。 「つーか、おれよりちっこいくせに(笑)」 そういって悠哉は あたしの頬をつまんでいじりはじめた。 「なにひゅんのよ!」 「愛理のほっぺ冷てぇなー おれを可愛いとか言った罰だ、ばあか」 必死に抵抗していると 悠哉が乗るバスが先に来た。