「うん、それがもうびっくり!瓜二つなの!別人とは思えないくらい」 興奮気味に一気に捲し立てる。 「ふーん」 私の興奮とは真逆な冷静な声。 「ハルキって兄弟いる?双子とか」 「いない」 いつものハルキからは想像できないくらい抑揚のない冷たい声。 触れちゃいけない事なの……? 「ご、ごめんね、変なこと聞いちゃって」