「だけど……」 奈菜が躊躇いがちに続ける。 「何……?」 少し不安になりながら奈菜を見つめた。 「夜しか会えないって変じゃない?」 奈菜は遠慮がちに、だけど的確なことを言った。 私も頷く。 それは気になっていた。 何でなんだろうって。