それと同時に心臓が壊れるんじゃないかってくらいドキドキしていた。 気付かれてないよね。 私の気持ち……。 繋いだ手から心臓の鼓動が伝わってしまうんじゃないかと焦ってしまった。 「ほら、行くぞ」 しかし、そんな私をよそにハルキは一直線に映画館まで歩き出す。 どうか気付かれませんように……。 私は俯きながらそう祈っていた。