コンビニの前を通りかかる。 ここでハルキに助けてもらったことを思い出す。 あれが全ての始まりだった。 少し歩いて、公園のベンチに座る。 昼間の公園は子供連れの家族で賑わっていた。 ここにはいつも、夜に来た。 月明かりの下、ハルキとたくさん話した。 ハルキに惹かれたのはこのベンチでだった。 思い出が走馬灯の様に駆け巡る。