どうあったって、私はハルキに恋をしていた。 絶対に。 ハルキを好きになって、恋をして幸せなんだから。 例え、もうすぐ終わってしまう恋だとしても私は誰よりも幸せを感じている。 だって、ハルキを愛し、愛されているんだから。 「私はハルキが好き……ハルキが類さんの一部でも、私はハルキに恋をしたの」 涙を流しながら、私は微笑む。 目が合った瞬間、ハルキの瞳からも涙が一筋流れた。 「真子……俺と恋してくれてありがとう」