「はぁつ、こい?!」
みのりの声は想像以上に大きく
クラスの人達がチラチラと見つめる。
「シーッッ!…声大きいってば」
私は人差し指を口にあてながら
言った。
あたりの視線に気づいた彼女は、
少しかがんだ。
「あんた、それ吹っ切れたの?」
みのりの質問にきょとんとする。
「だーかーら、もうケジメはついてるの?」
ケジメ…
その言葉が
頭の中をぐるぐるとする。
「どうなの?」
さらに念を押された。
本当は…
チラリと塔亜をみた。
そしたら、
彼はずっとこちらをみていたようで
目があってしまい
思わず逸らした。
そう、
本心を隠すように…


