ソラノ カナタ


彼の席は、私の席から随分離れた。

休み時間
やはり群がる群がる…。


「琥珀っ」

「ぅわぁっ」
「わっ!?」

みのりがいきなり
声をかけてきたので

マヌケな声が出てしまった。

「何?何?そんなにびっくりしたの?」

彼女は苦笑いしてる。

「ぃ、いやー…」


やばい。
目が泳いでるよぉ。

ーゴンッ

「ったぁぁ!」

みのりの拳が勢いよく
私の頭に激突。

「琥珀ちゃん、白状しなさい。何を隠してるの?」

あんな強いゲンコツをしたのに
みのりはニッコリ小悪魔スマイルだ。



私は、

少し戸惑いながらも

言った。






「ハルは、初恋の人なの」


と。