視線の先に。



「…恋の悩み、ですか?でも女の子は悩んでなんぼですよ。それも1つの魅力ですからね。でも悩みすぎもだめですから何かあれば僕も相談に乗りますよ。良かったら保健室に遊びに来て下さい。」

「遊びにって仕事はいいんですか?」

「勿論ありますけど、生徒が悩んでいたりしたら相談に乗るのも僕の仕事です。息抜きにどうぞ」


ニコッと綺麗な笑顔で言われたらそんな断れないじゃんか…。

「それじゃあ、今度行きます」

「はい、待ってます」


何か良い先生。
話しやすいし綺麗だし。
けど、裏はありそう…。
だけどこの人なら話せそうな気がする。