結局いつのまにか寝てたお茶目なあたしは
当然のごとく遅刻した。

早く真実を知りたくて『ゼェゼェ』言いながら登校したあたしを見て白多は


「今日はなに。」

「目覚まし時計が寝坊したんです。」

「いつもしてんじゃん。」

「うるさいなー。」



はっ!
今日はコイツなんかに構ってる暇はないのだっ!!
私は白多を華麗にスルーし、またまた光の速さで隣のクラスまでダッシュした。