ガラガラ・・・
ドアは軽々と開く。
あたしたちはドアの方向に眼をやって、
「おそーい」
とハモって言ったあたしたち。
怜雨は大事そうに両手で抱えた飲み物を、3人のくっつけた机の真ん中に置いた。
「まさか怜雨が一番だなんてね」
桃実はさらに繰り返す。
何にも知らない桃実と怜雨だから許せるけど、
もしも知っていたら、本当に怒る。
なんたって、こういうのが
あたしにはすごく痛いんだから。
すきなの?
勇人の事好きなの?
好きなら今言わないと、
話はエスカレートしていくんだよ?
ドアは軽々と開く。
あたしたちはドアの方向に眼をやって、
「おそーい」
とハモって言ったあたしたち。
怜雨は大事そうに両手で抱えた飲み物を、3人のくっつけた机の真ん中に置いた。
「まさか怜雨が一番だなんてね」
桃実はさらに繰り返す。
何にも知らない桃実と怜雨だから許せるけど、
もしも知っていたら、本当に怒る。
なんたって、こういうのが
あたしにはすごく痛いんだから。
すきなの?
勇人の事好きなの?
好きなら今言わないと、
話はエスカレートしていくんだよ?

