「宇佐住が元気になるようにって戸坂と考えたんだ」 「ごめね。黙ってて…」 希恵が申し訳なさそうに言った 「ううん。ありがとう。2人の気持ち、すごく嬉しい」 「よかった。宇佐住の笑顔がやっと見られた」 先生がルームミラー越しに私を見て微笑んだ