チョコレートケーキ


「どうしよう希恵…勝ち目ないよ。色仕掛けで迫られたら、先生OKしちゃうよ」


「ま、羽津丘も男だしねぇ。もしかするとってこともある」


「希恵、ひどいよ~…」


「でも、自分の身が危なくなることはしないと思うよ」


「…そうだよね」



 無理矢理作った笑顔…

 辛かった…


 希恵が私を励ますために言った『自分の身が危なくなることはしない』


 希恵の優しさを感じる半面、小森さんに対しても私に対しても、ずっと教師と生徒っていうことを押しつけられているきがした あれから先生の前でも、笑顔がぎこちなくなってしまった