チョコレートケーキ


 冬の海は、なんとなく悲しそうだった

「先生…キスして…」


「仕方ないな」

 先生のやわらかい唇が私に触れる


「本当に私でいいの?」


「美羽だからいいんだ」


「ありがと。武さん」


「久しぶりだな。名前で呼ばれるの」


「武さん…もっと…」

 すると今度は舌を絡ませてきた


「…ん、愛してる。先生…」


「俺も愛してる。美羽…」





 その夜、先生と私は結ばれた