「こんな所で2人、何してるんですか!?」 私は恐ろしくて振り向けなかった 「昼メシを持って来てもらったんです。電話をかけるために急いで戻ってきたので、買う時間がなくて…」 先生が言い終わるか終わらないくらいに 「もしかして君たち…」 私は今にも倒れそうだった 「違いますよ。私には彼女がいますから」 そう言いながら先生は妹さんと写った写真を見せた 今日ばかりは先生も気付かなかったみたい でも動揺しないでウソをつける先生がうらやましい…