「おい、陸。ヒロ知らねー・・・って何やってんだ?」


「ん?陽菜補給」



語尾にハートが着いているけど、私は相変わらず死にそうです、はい。



今度は違う意味で。



だって、あの低い声は・・・宮川先輩だもん。



「・・・ったく、離してやれよ。」


やっと開放されて嬉しいはずなのに、嬉しくない。