それよりも今は、
「腹減ったな…。食堂でも行くかな」
そう言ってバースは扉に向かった。
そしてドアノブに手をかけた時、突然向こうからドアが勢いよく開き、バースはぶっ飛ばされた。
「どわああああ!!」
派手に飛んで壁に激突して止まった。
「バース!」
ドアノブを掴んだままジュリアが立っていた。バースをぶっ飛ばした事に気付いていないジュリアは、床に転がっているバースを見て、