昨夜フローラが魔獣の襲撃にあった事なんて知らない白銀の髪の神人は、自分のベッドの中で幸せそうに眠っていた。
グー。
「ん…」
自分の腹の音に目を覚ました神人バースは、ムクッと起き上がりカーテンを開けた。
「眩し…」
今日のセイカの天気は青空が広がり、太陽が元気に輝いていた。もう昼前ぐらいだろうか、太陽の位置が高い。
「寝過ぎたかな」
だがいつも任務のない日は、この時間まで寝ているので気にしない。