そして、バース達が部屋を出ようとしたが、ヘウ"ンだけが動かず付いて来ようとしなかった。
「どうした?」
声をかけると、ヘウ"ンは小さく頷いた。
「私は教会で待ってるよ…」
「……」
「バースの足引っ張るだけだと思うし…」
うつむくヘウ"ン。バースは仕方なさそうにため息を一つつき、ヘウ"ンの頭に手を置いた。
「行くぞ」
「バース…」
バースは手を下ろし続けた。
「どうした?」
声をかけると、ヘウ"ンは小さく頷いた。
「私は教会で待ってるよ…」
「……」
「バースの足引っ張るだけだと思うし…」
うつむくヘウ"ン。バースは仕方なさそうにため息を一つつき、ヘウ"ンの頭に手を置いた。
「行くぞ」
「バース…」
バースは手を下ろし続けた。


