『明日、試験だから早く終わると思う。携帯に電話するから、番号教えて?』



『私は、夕方から仕事だからそれまでだったらいいよ。
番号は090… だよ』




私たちは、前からお互いを知ってるように、打ちとけた。




時間も気にせず、話が盛り上がった。




「もう、こんな時間・・・」




『じゃ、明日な!お休み』



『うん…お休み』




あっちゃ~2時過ぎてるよ…




『翔かぁ…どんな顔してるんだろ…』






もぅ、豊の仕業なんてどうでもよかった。




とにかく翔の事でいっぱいだった。