プルルル…プルルル…


「もしも〜し！」


「翔？元気？」



「元気だよ！だいぶん慣れた感じかな」



「そっか、よかった。ねぇ、来月そっちに行くね！」



「……ティナが？」



「うん。約束したじゃん。でも、あきも一緒だけど」



「マジ？来いよ〜！ホテルとか予約するなよ！俺の家に泊まれ！もったいないだろ？」



「うん。ありがと」



「また、日にち決まったら連絡するね」



「おう！待ってる」



「ティナ…離れていても、同じ空の下にいるって思うと、ほっとするんだ…」



「うん…そうだね」



「ねぇ、学校に可愛い子とかたくさんいるんじゃない？」



「確かにいるな。デザイン科とかファッション科とかモデル科とかあるから〜
女の子多いよ〜」



「よかったね！私が行くまで彼女とか作ったらダメだからね！行けなくなっちゃう…」




「ば〜か！ティナに嫌われるまで俺はティナをあきらめないし、想ってるから」



「と、とにかくまた連絡するね！」


「了解！ハニー」


「ばかっ！じゃーね」