「お前に話がある・・・」


翔はさみしそうな顔をしてた


「なに?どうしたの?」



「俺な・・・東京に行くんだ」



「え?なんで?」



「専門学校に行くようになった」



「本当に?  遠距離になっちゃうね・・・」




私には何も言う権利なんてない・・・

「がんばってね!応援するから!」


私は精一杯の笑顔を見せた


「絶対、遊びに来いよ?」




「うん!行くね!」




「ティナ・・・」




翔は、私を優しく抱きよせる




そして私たちは長いキスをした




「そろそろ、あきのとこに行かないと・・・」




「そうだな。せっかくの忘年会ジャマして悪かったな」





「ううん。行ってくるね~!」



「また連絡する」



私たちはそれぞれの場所へ向かった