あれから何か月が過ぎただろう・・・




すっかり寒くなり、街はクリスマスモードでにぎわっていた




私は翔と出会う前のように過ごしていた




ずっと・・・翔を忘れることはなかった




いつものように、仕事と豊とで忙しかった



一人で居たくなかった




翔を想ってしまうから・・・・





失恋は日薬というけれど、私には全く効果なしだった




「ティナ?高校の忘年会どうする?」




「行くよ!その日、豊も忘年会だって」




「鍋だって!楽しみ!」



私はあきとはしゃいでいた。



豊から解放され、女だけで遊ぶのはひさしぶりだったから・・・