夕方になり、あきから連絡があった。



私は、近くのファミレスであきを待っていた。



「おつかれ~!なんかたのもっか!」


「うん。」


「すみませ~ん!えっと・・取りあえず、ドリンクバー2つとペンネグラタン2つ」



「あき、2つも食べるの?」



「ティナが食べるの!何にも食べてないんでしょ?」



食べることを忘れてた。



「うん。食べてない・・」



「ねぇ。もしかしてさ~翔のこと?」


私はうなずいた。



「やっぱり・・また会ったんだね。好きなんでしょ?」




「あきはなんでも、おみとうしだね・・・」



「当たり前じゃん!何年友達やってんの?ティナのためならいつでも支えるよ」




「あんがとね」



それから、私は昨夜までのこと。そして、昨夜のことを話した。



「はぁ・・それはイタイね・・」



あきは頭を抱えていた。



「ねぇ!翔に電話しなよ!私も会ってみたい!」



「え~!やだよ~!」



「いいから、いいから!早く!!」



「わかったよ。翔がいいっていったらね!」



言うはずがない、そう思っていた。