「遊びに来た」
「は?」
「夏休みだし」
「へ?」
淡々と言う彼にあたし、目が点。
こいつはそーゆー奴だった。
他人のことなんかおかまいなしで、本能で動く。
「で、なんで、ここにいるの?」
「だから、遊びにきた。」
もーほんとにこいつは!
「だから、なんで遊びにきたの?ここ、どこかわかってる?」
「おまえんちの最寄り駅」
「そう!あたしんちの最寄り駅だけど、そーじゃなくて」
あたしついついまた声が大きくなる。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…