「もぉー、 愛ったら何にも教えてくれないんだから!」 リサが少し頬をふくらませて こっちを見ていた 私は ただただ苦笑いするばかり 「詳しいことは また明日聞くから〜!!! じゃあね〜 気を付けて帰るのよ〜!」 そう言って リサは颯爽と去っていった なんだか嵐が去った後のような しーんとした静けさ さっきまでのリサの声がなくなったから 少し寂しく感じられた