あくまで天使です。



「待て待て待て待てー!ちょっと待ってよ!私パジャマ!」


「んなもん着替えたらいいじゃねぇか」


もっともだ。


「みっ未成年がこんな時間に出たらだめなのよ!」


「まだ10時だけどな。それにそれは一人だった場合だろ?保護者………飼い主と一緒ならいいわけだ」


誰があんたのペットだ!保護者もおかしいけど!


「ほれほれとっとと着替えてきな!早くしねぇと『イツキ』が泣くぜ!」


………くそぉ。やっぱし日記なんて書くんじゃなかった!


そう後悔しながら結局階段を上がっていく私であった。