月緋が納得がいったようにマニキュアを上手にした指を唇にあてた。 「ちょちょちょちょ!」 「ナギサ先輩ー。顔真っ赤というか蒸発してますよー」 からかう千秋を火照った顔つきで睨みつける。 優しく人をいじめることができない優梨子は、持て余すような微笑みを浮かべたまま成り行きを見守っている。 「まあ私たちはあっちで食べてるんで、ゆっくりいちゃいちゃしててください!行きましょう月緋先輩!」 元気いっぱいに千秋は奥へ走って行った。