一本見終わった頃には、時計の針は丁度12時を指していた。 昼飯でも作るか、とテレビを見ているべリアルのそばから、台所に移動しようとした。 「飯はオムライスとプリンなー」 もう私も知っているから、自分の好物を恥じらうことなくお願いされた。 その声を半笑いで聞き流し、シンクの前に立つ。 もとからそのつもりだ。 今日は子供が夢見るどでかいオムライスを作り上げて見せよう。 バケツプリンにも挑戦したいが………食べきれるか?