「DVD見ようぜー」 「何見るの?」 「これだこれ!」 ポテトチップスの袋を開けた私に突き付けられたのは、おぞましい白い手が、女子高校生の肩にかけられたパッケッジーのDVDであった。 私はカチンと表情を固まらせる。 「いいらしいぜこれ!近頃噂になってるホラーらしくてよ!純粋なホラーと簡潔な人間同士の疑いや嫉妬!こんな荒んだ世界だからこそこんな風なシンプルなもんが必要なんだよ!」 夢を語るみたいに目をキラキラさせる。