「明日になりゃあ関係者の俺の教師としての記憶は抹消される」 お前を除いてな、と締めくくった。 できれば私のも消してほしい。 「………だから来た理由を聞いてんの!」 天使の事情を反論することもできないので、別方向から攻めてみる。 だがそれもべリアルの理路整然な理由によって打ち負かされるのであった。 「前にもいっただろ?樹坊主とお前をくっつけるためだよ!んなことすんなっていいてえ顔してんな。そうでもしねえとくっつかねえからだよ!意気地無しが!俺が帰れねえんだよ!」