「………そっそれに、どうやってもぐりこんだわけ?」 解せなかったのはそれだ。 いくらラサー○からの使者だとしてもこんな見た目重視の男をやすやすと入れるほどわが校長は軽くないはず。 私の疑問を、べリアルは簡単にはらしてくれた。 「あーそれはなぁ。今日一日だけ神に頼んでラサー○の教師ってことにしてもらってんだよ」 「………は?」 「戸籍、教員免許………などなど。今日だけ俺は「ラサー○」の新米教師ってことにしてもらってんだ。必要資格として」