「………なんでブラッハーさんがいるわけ?」 隣の月緋もあっけにとられている。形のいい目を丸くしている。 そりゃそうさ。 そこにはいるはずのない、いやいてはいけない奴が当然のごとく立っているのだから。 「紹介にあずかったブラッハーだ。一日だけだがよろしく頼む」 「べっ………!」 なんでべリアルが私の学校にいるわけー!?