とか、ただのフラグでしかなかった。 彼ら、2年D組には血気盛んなお年頃を存分に魅せつけるがごとく、ボール片手に暴れまくっていただいた。 しかし年下にないがしろにされて黙っているわれらではなく、徐々に相手の人数を削っていった。 しのぎを削りまくって、そこらへんにカスが飛び散るほどの熱戦となった。 最後に校長の余計な提案の下により、ダブルドッチという地獄が開催された。 そのおかげで、退場する生徒数も格段と増え、着々と試合は詰まることなく行進していく。