まっまあ!死んだ花村のためにも気合入れるぜ!おっオー! 濁った空気を和ませるため、円陣を軽く組んだ。 死んだことにされてる月緋に哀れに、しかしどこか笑いを含んだ祈りを捧げた。 あの不良どもの応援を一際大きくなった。 「姉貴ー!ボロぞうきんにしてあげてください!」 「負けたらシッペなシッペ。あっ湿布じゃねえぞ!」 下らんこと言うなべリアル! まっ負けないでしょう。相手は私たちより一つ下の2年生だし………。