「………だからっ!君たち他校の生徒を入れるわけにはいかないと言っているんだ!」 「入場者OKだって聞いてきてんだろうが!んだこら!」 「保護者と言っているんだ!というか君たち授業はどうした授業は!」 「授業?何それ美味しいんっすか?」 「ふざけているのかっ!」 風紀委員の担当の先生の青筋が切れそうになったところで、校長がなだめた。 「落ち着きたまえ………で、君たちはわが校に何をしに来たのかね?」 普段通りの、のほほんっとした態度だった。