「最上級だからか?」 べリアルのもっともな発言に、私は難しい顔をした。 もう一枚袋から探り寄せたポテトチップスは半分に割れていた。 「それもあると思うけど………ほら、私たちのクラスには秘密兵器がいるから」 「秘密兵器い?んなガキくせえ言い方すんなよ」 「月緋という名のね」 「………あー」 合点がいったのかべリアルは、気まずい声を落とした。