あくまで天使です。



「姉貴のご友人で?いえいえ俺はただの舎弟っすよ」


舎弟!?葉木のか!?うわすっげえ!


べリアルのが抜けてるよー!それじゃあ私があんたの親玉みたいじゃない!


がしりと掴まれた腕を引き離そうとするが、やっぱり成人近い男子の力はすごい。


「ちょっ!月緋!」


「さようならナギサ。また明日ね」


おい!いつも通りのあいさつしてんじゃない!